ドォォォォン
チッ
蒼白いエネルギ−弾が、フロッグスの肩を掠めた。
「ほぅ」
フロッグスが振り返る。
そこには
「はぁ・・・ハァ・・・まだ・・終わっちゃいないぜ・・!」
肩で息をしながらも、力強くバスタ−を構えた蒼い鎧。
そう・・・「ロックマン・コ−ド」だ。
「俺のウォ−ター・サイクロン」を受けて、立っていたのは、貴様が初めてだ」
フロッグスは、尚も余裕で、腕を組んでいる。
「僕の・・この二の足が、大地を踏み締めている限り・・僕は・・・俺は負けない!!」
コ−ドは、フロッグスに向かって、力強く叫んだ。
「ならば、貴様の体ごと破壊してくれるわ!!」
ゴボォォォォ
ゴボォォォ
フロッグスは、ウォ−タ−・サイクロンを、辛うじて立っているコ−ドに向かって、連射し続けた。
「ぐわぁぁぁ!!ぁぁぁぁ!!」
竜巻が、コ−ドのア−マ−を破壊していく。
{くそ・・・どうすればいいんだ・・・バスタ−も使えない・・・セイバ−も届かない・・}
コ−ドは、攻撃を受け続けながらも、冷静に対処法を考えていた。
{そうだ・・・なんとかして、奴の水の竜巻を止められれば・・ん?水!?そうだ!あれを使えば}
「くっ・・・」
コ−ドは、度重なるウォ−タ−・サイクロンによる攻撃に、ついに膝を突いた。
「どうだ!?いくら貴様でも、この攻撃には耐えられなかっただろう!」
フロッグスは、膝を突いているコ−ドに、勝利を確信した。
「さぁ、そろそろとどめと行こうか!」

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